交通事故の後遺障害に悩まされている人は、わたしたちが想像しているよりも多くいます。 そのなかでもむち打ち症で苦しんでいる人がかなりの数に上っていると言われます。 むち打ち症が非常に面倒なのは、医師の診断と本人の自覚症状が異なることが多い点です。 また、現代医学でも無理があり、むち打ち症を完治させることができず、何年、何十年と悩まされてしまうケースもあるのです。 自覚症状がある場合は医療機関でX線検査などを受けることになると思います。 しかし、骨に異常がなければ「異常なし」と診断されることが多いようです。 だからといって放置しておくと、時の経過と共にめまいやひどい頭痛、手足のしびれなどを患うことがありますので注意が必要です。
むち打ち症が固定化してくると、頸椎付近だけではなく腰のだるさ、内臓器官の損傷を伴うことがあります。 首の歪みが原因となって、そこから流れる神経や血流に問題が生じることによって、症状が全身に及ぶことがあるのです。
しかし、むちうちのほとんどは頚部が捻挫するパターンで、適切な施術を行なうことによって3カ月以内の治癒が可能です。バレリュー症状に関しては、交通事故を経験してから、その直後になにも症状がでないということは考えられません。一般的に言って、損傷が大きければ大きいほど、直後に症状を感じます。つまり交通事故などを経験して時間の経過を経て症状が現れる場合は損傷が軽かったということです。
むち打ち症での施術が長期にわたると、ある時点で「これ以上変わらない」とみなされます。大抵は半年くらいを目安に症状固定となることが多いようです。その時点で残っている症状が「後遺障害」となります。